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肺炎 文献

ネットで調べた、文献によると

➡「器質化肺炎とは」

  原因は、不明のものやリウマチに伴うものなどあるが、一般の肺炎と最も異なる点は抗生物質の治療が効かず、ステロイドに対する反応が良いということです。
肺のあちこちに陰影が出たり消えたりすることがあって、あたかも陰影が移動するように見える。

➡「特発性器質化肺炎とは」

 正常な肺には、気管支が末梢に20回以上分かれた先に吸い込んだ空気を入れるぶどうの房状の「肺胞」と呼ばれる小さな袋が多数あります。この肺胞とその少し手前の細気管支の中に炎症の産物が固まった器質化物といわれるものが充満し、肺胞の壁には炎症を伴う変化が起こることがあります。膠原(こうげん)病や病原体、放射線照射、薬剤など様々な原因で生じ得ますが、原因がはっきりしないものを特発性器質化肺炎と呼びます。

 特発性器質化肺炎は、50歳代から60歳代に多く、男女差はありません。数日から数週間の経過で、咳や息切れがみられます。さらには発熱やだるさが出現し、胸部X線写真が細菌性肺炎と類似する場合もありますが、抗菌薬では改善しません。

 診断には、胸部CT検査の所見が重要で、肺の中に多発する濃い影と淡い影が見られますが、細菌性の肺炎が気管支に沿って起こるのとは異なる分布をするのが特徴です。しばしば移動性の影(一部の影が改善するのに他の部位で新たな影が出現し、一見影が移動したように見える)が認められます。気管支鏡を使って肺胞を洗う検査を行うと、リンパ球という白血球の一種が多数認められます。X線写真で陰影がある部分の肺を気管支鏡で生検し(組織を一部採取すること)、顕微鏡で観察て診断が確定します。

➡「ステロイドとは」

  腎臓の上部にある副腎という臓器の外側の部分、皮質といわれるところで作られるホルモンです。そのため、副腎皮質ホルモンとも呼ばれています。
普通の状態でも常に体内で作られていて、体に対するいろいろなストレスに対処するなど生きていく上でとても重要な働きがあります。
このホルモンのうち、糖質コルチコイドという成分を化学合成したものをステロイド剤といって、治療に用います。
 
➡「ステロイドの種類と薬の強さ」

プレドニン5mg < メドロール4mg < デカドロン0.5mg < リンデロン0.5mg
効果の持続時間が短いのがプレドニンで弱のかな。
 
➡「ステロイドの作用」
炎症を鎮める、免疫を抑制するといったのものがあり、それがリウマチ、膠原病に対応していて、しかも効果が高いのが特徴。

➡「バクタ 錠」
  ニューモシスチス・カリニ肺炎の予防薬としてあまりに有名である。又、血液障害など副作用が多いため、日常的な感染症に処方されることは少ない。