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Thrust(Moster)ボチボチ Ⅷ

あるショップでMosterの部品が手に入った、ある程度なら補修して使うがリコイルプーリー(アルミ製)の引っ掛かり部分の削れは修復不可能だ〜 
よく見ると、何やら違う・・・購入品は外径が大きい、高さは低くなっている。
内側は底からツメまでの高さが違う 何んで??
最近のMosterの写真(イタリアのWebで)を見て はーン なるほど!!そう言うことかと感心(安く造る為か〜)

参考までに数値比較
New 外径67.5mm H=26mm 内面のツメまでH=5.5mm
今付いている物 外径64.5mm H=28mm ツメまでのH=8mm
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最新のスターターロープ穴はほぼセンター位の位置にある。
私のは少し左(マフラー側に)にあってロープを引っ張るのにスムーズに摩擦が出ないように取り付けられている。
角度で言えば45度の違いだ。
この位置で取り付ける為にはステンレス製のリング輪が必要でわざわざ加工して取り付けているが、それを無くしたんだ〜 ステンレスリング部材の省略で安くなるし手間もなくなるのだ。
しかし、取り除いたリングの厚み分(2mm位かな)エンジン側に入るので、リコイルプーリーの溝を低くする必要がある。

今付いているスターターでステンレスリング付 ↓ 穴からのロープ摩擦が少ない。
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ここからは自己仮説だ〜
1.スターターの鉄蓋は、汎用性の商品で安く手に入る(たぶんだけど、4サイクル芝刈り機のスターター鉄蓋に似ている、ちなみにイグニッションは草刈り機に使われている・・・イヤ草刈り機に使っているイグニッションを使っているだけだが)
2.リコイルプーリーだけは、それぞれのエンジンに合わせて製作する必要がある。
この仮説ならプーリーをチョット変更してステンレスリングを無くするのも納得だ!!
ロープの引っ張りスムーズ性は無視なんだ〜 イタリアエンジンらしい 笑
日本車の様にテストを繰り返し改良してから販売ではなく、売り出してクレームが付いたら直す。我々はモニターだ〜

Newプーリーを付けた(ステンレスリング無し・・付けられない)↓ 穴が真上でロープ摩擦が大〜
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Newプーリーの取付はセンター出しが重要だ↓ セット後に3個のネジを取り除く。小さいことだがねじ切りのバリはヤスリがけして取り除かないとアルミのツメにキズが付くぞ(商品販売する前にそれくらいせい 怒)
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だいぶスムーズに引っ張れるようにナッタ プーリーを付けてから(ここまでやらせるな 日本製と違うんで 笑)
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