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肺炎 感想

 私が入った病室は病棟の端っこでベッドが4個、いつも4人ベッドで療養している。
私の入院は長い方で、3日位で退院する人や1週間程入院する人など色々だ。
ベッドが空くと、直ぐに次の患者さんが入る・・・いつも満杯だ。
患者さんの歳は、60歳~70歳位だ 世に言う"団塊の世代"か、戦後の高度成長期に頑張った方々だろう。
肺の治療は私だけのようで、他の患者さんはほとんど"胃腸" 先生との会話が"胃カメラ・焼いた所はどう?・抗癌剤・頑張ろうね!"・・・聞き耳を立ててる訳ではないが聴こえてくる。
この位の歳になると蓄積したストレス等で一挙に悪くなるんかな~

「入院するのは、神様から "よーく頑張ったねーチョット休みんさい。ユックリ治してこれからの人生を楽しみんさい!" とチャンスをもらったんだよ」
「病気になったら、その場その場でクリアして行けるよう自分自身が前向きになる こと 」
  と、妻のお友達から見舞(檄文)の手紙をもらいました。その方は大病(癌)を乗り越え、それに旦那さんも何度か生死をさまよう様な病気を愛情の看護で(^-^)/克服したそうです。
その方の手紙を読んで、"そうだよな~"と回心した。
それまでは、"兎に角早く退院して残務処理、次はあれしてこれして"・・・見舞いに来た妻の些細な事にも腹を立てる状態だったよな~ 済みませんでした(^_^;)

近代医学のお陰で助かりました、薬がなくても普通の肺炎(菌)なら体力・免疫力で治る可能性はあるだろうが・・・
ステロイドの効能は記述する迄もなく、凄い! 反面、副作用は免疫力低下、副腎機能の低下、高脂血症、糖尿病等書けばキリがない。
肺炎の治療に関しては、免疫力低下によるカリニ肺炎(カビ菌)の防止薬、骨粗しょう症の防止薬…飲むとこれ又それらの副作用がある、イタチごっこの様だが万能薬(副作用なし)は「無い!」
😓
それにしても、よーく頑張ったのは「左側肺」と「胃」(他の内臓君もだが…) 片肺飛行で乗り切った感がある。ウルトラマラソンで"走りながら食べ、立ち食いし、雨中でオニギリを・・"の経験が良かったのか?、体温39度で食欲なくても兎に角、詰め込む3度の食事を完食! ◯んちもそれなりで下痢もなかった。それでも1週間で体重が5kg落ち下半身は見る影もない
😓
ステロイドを飲み始めて、直ぐに食事が美味しくなり体重も8割強戻ったが筋肉は何処へ行った?

体の外部に現れる湿疹などは分かりやすいが、内臓等だと血液検査の数値しか判断出来ん。
先生に「ALPの数値が高いのはこの薬のせいですかね?」聞くと説明してもらえる、そのうち先生の方から、検査結果は先ず数値からだ。
調べることもなく出された薬を黙って飲むか、ゴチャゴチャと調べて「質問して」飲むのか・・・・どうなんかね? 自分がストレス、不安を感じない方を選べばいいが… iPadを持ち込んでなければ、「黙って飲む」しかないよな。

それにしても、元気な患者さんもいる少し離れた病室から "看護婦さん~ 看護婦さん~・・・"
朝は早くから、日中、時々夜も延々と叫んでます~ ・・・聞くと、痛いとか苦しいとかではなく、看護婦さんにいつもかまって欲しいようで、不安なんダネ。